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魚名板の「5つの名前」
皆さんは,水族館の水槽の魚を見て、「あ、この魚の名前が知りたいな」と思ったら、どうしますか? 水槽脇に名前の表示がないかを探しますよね。魚の名前を紹介する表示のことを私たちスタッフは「魚名板」と呼んでいますが、その魚名板にも美ら海水族館の大きな特徴が表れています。
多くの水族館では、展示生物を日本の名前「和名」と、世界共通の名前「学名」という2つの名前で紹介しています。ですが、当館では、その他に3つの名前をご紹介しています。まず、米軍基地のある沖縄は、アメリカのお客さんが多いため、英語の名前「英名」、台湾が近く、そのお客さんも多いことから中国名の「中名」、また、沖縄には昔から地元ならではの呼び名がありますので、その「方言名」と5つもの名前が載っています。
では、子供の日・端午の節句にちなんだ名前の生き物をご紹介しましょう。これは和名を「カブトサンゴ」という、サンゴの魚名板です。

どうですか?頭にかぶる兜(カブト)に似ていますか? 実は、このサンゴ、本物のカブトのように裏側が空洞になっているのです。そんな形からか、英名では「ヘルメット・コーラル」、中名では「帽状珊瑚」と名づけられています。所変わっても、似たようなものになぞらえていることが面白いですね。
魚名板を見て頂くと、同じ魚でも全く違う由来の名前がついていることもありますので、そんな所に注目してみるのも面白い楽しみ方かもしれません。
投稿者 masanori :
2008年05月02日
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